持続可能性概要

持続可能性検証済みカナダ産大豆を お探しですか?

全国的なプログラムである「持続可能なカナダ産大豆プログラム」を通して、持続可能性検証済み大豆を提供しています。このプログラムは現行の生産慣行を基盤として、更にカナダの農場および大豆バリュー チェーンの持続可能性を高めるとともに、顧客のニーズを満たし、新しい市場機会を促進します。

持続可能なカナダ産大豆

カナダの大豆業界は持続可能な生産を お約束します

カナダ産大豆のほぼすべては家族経営の農家が育てており、その多くは数世代にわたって農業を営んできました。カナダのあらゆる年齢層の農家が協力して、将来の世代のために農地の持続可能性を高めるべく努力しています。生産農家は土地と周囲の環境の管理者であり、家族経営の伝統を継承し、今後とも農業経営が成り立つよう取り組んでいます。

カナダ大豆協会 は、カナダのすべての大豆生産地域が一致団結し、種子開発者、生産農家、取扱業者、加工業者、輸出業者に至るバリューチェーン全体が共通の目標に向かって継続的に改善する取り組みを支援しています。

カナダのバリューチェーン全体がコミット

1

環境への影響を軽減しつつ大豆増産を図るために、種子開発会社やライフサイエンス会社を含む業界関係者が継続的に投資

2

土壌の健全性と生物多様性の改善のために、農家が農地管理及び栽培方法の継続的改善・向上

3

鉄道網の効率が高く、水路へのアクセスが容易なため、市場までの輸送が低炭素

4

穀物取り扱い業者・加工業者がエネルギー効率を改善し、再生可能エネルギーを使用

5

最高の持続可能性を実践している信頼置ける供給業者が最高品質の大豆を供給

優先事項

効率的な土地利用 新技術を駆使し、農地管理のベストプラクティスを実践することにより単位農地当たりの生産量の最大化

環境に配慮した農業 エネルギー効率の改善、温室効果ガスの削減、炭素吸収・固定の促進。また、大豆は大気中の窒素を吸収し土壌に固定するため、生産に必要な窒素系肥料の使用量が少なくて済む
健全な土壌 低耕起栽培・不耕起栽培、輪作、被覆作物の栽培により達成
水の保全 緩衝地帯の設置、4R栄養素管理の実践、被覆作物の栽培により水系を保護

生物多様性と生息域の改善 絶滅危惧種の保護のための厳しい連邦法及び森林保全促進のための厳しい連邦法が基盤。農家は総合的病害虫管理(IPM)を実践

カナダの持続可能性の進捗状況

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カナダの持続可能な生育シーズン

農家は毎年、綿密に、各圃場の輪作、播種品種、 農薬散布、耕起・不耕起の計画を立てる

不耕起・低耕起により管理をしてきた圃場に 大豆を播種することにより 土壌の健全性と水分保持を維持・向上する

散布量を変えながら精密に施肥することにより 最適な成長に必要な 適切な量の肥料を散布する

定期的に圃場を見回り 生育状況、病害虫の有無をチェックする

可能な限り 再生可能エネルギーやクリーン燃料を使って 大豆の収穫・保管をする

持続可能な方法で生産した大豆を保管し お客様までお届けする

持続可能なカナダ産大豆プログラム

持続可能なカナダ産大豆 プログラムは、持続可能性の検証という市場ニーズに応える世界有数のプログラムです。

カナダの大豆業界は、持続可能なカナダ産大豆プログラムの開発から検証に至るまで、その整備に投資してきました。本プログラムに参加しているカナダの穀物輸出会社及び穀物取り扱い会社が、ベストプラクティスの実践を約束している生産農家団体と協力し、持続可能性検証済み大豆を求めているお客様の要望にお応えします。

カナダは持続可能性検証済み大豆の生産・供給にコミットしています。持続可能なカナダ産大豆プログラムは、持続可能な農業イニシアチブプラットフォーム(SAI)の農場持続可能性評価(FSA)に基づいています。FSAは世界的に広く認められ、普及している持続可能な調達に関するプログラムで、農場の持続可能性を、採算性、社会的責任、環境保護などの観点から総合的に評価するものです。

検証済み持続可能なカナダ産大豆に関するお問い合わせにつきましては
本プログラムに参加している供給業者にご連絡下さい。